2014年5月25日日曜日


 昨年当コーナーでご紹介したおさよ塚の隣の繁った木立の中に、ぽかりと暗く窪んだ場所が気になって、再度車で出かけてみました。輪島駅前交差点を穴水方向へ約200m進んだ左側に上り坂があります。その坂の途中に、道沿いの民家の間に広く空いている場所があり、2本の木に守られるように建つお堂には、季節の花が供えられています。


 その横にある薄暗い場所に近づくと、「不動滝」と碑のあるかわいらしい滝がありました。近づくと、大きな岩のほこらがあり、岩の上には3040センチメートル角程の石が人の手で積み重ねられており、その間から一筋の滝が湧き出しています。大きな岩の水辺では、人々の煩悩や因縁などを断ち切ると言われる三鈷剣(さんこけん)を持つ不動明王が、静かに滝を見守っていました。
 そこだけぽつんと時が止まったような静寂の中、かすかな水音だけが響き、心が澄んでゆく感じがしました。(K.H.)



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