2014年6月26日木曜日


 石川県内の多くの河川で616()、アユ釣りが解禁になりました。当美術館のすぐ近くにある小伊勢(おいせ)橋の下を流れる鳳至(ふげし)川でも、解禁初日から多くの太公望が、さおを振っていました。


時間は午前6時前。朝日が川面に反射し、せせらぎの音と共にとても清清しい気持ちになります。しかし釣り人たちは皆、さおを手に真剣な表情をしています。ある男性の側で釣りの様子を拝見させていただきました。
「釣れますか?」と尋ねると、男性は「今のところ駄目やな。小ぶりなんばっかりやわ。」と答えてくれました。ここ数日来、雨が降らず水量が少ないのが影響しているのかもしれません。


 アユ釣りには、毛針釣りと友釣りがあるとの事。この男性は毛針釣りを行っていました。何度か毛針を変えながら、「川の流れ具合と毛針の種類が上手く合うと釣れるんやぞ。」と教えてくれました。釣りは素人である私には、全てが物珍しく、特に毛針の美しさが印象に残りました。
 待つこと20分、「ほら来た!」と言う掛け声と共にさおが上げられ、アユが私の手元に釣られて来ました。小ぶりでしたが、ウロコが透けて見える位透明度が高く、勢いよくピチピチと飛び跳ねていました。


 男性から、「釣りした事ねえがけ?一度やってみるまし。面白えぞ。」と強く薦められましたので、機会があればやってみたいと思いました。「早起きは三文の徳」と言いますが、川面に反射する初夏の日差しや、川のせせらぎの音、アユ釣りの醍醐味など、この季節ならではの風情を感じる事ができ、とても充実した朝となりました。(T.S.)


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