2015年1月19日月曜日

 112(月・祝)、輪島市大野町で「アマメハギ」が行われました。半世紀も途絶えていた昔からの民俗行事を、この地区の子ども育成会が復活させて、今年で3年目になります。
 「アマメ」とは、いろり(囲炉裏)端に長く遊んでいると、すねが赤くなることをさし、「アマメハギ」とは、それをはぐことから子供たちの怠け癖を戒めることです。

 地元の中学生が、鬼の面や包丁などを手作りして鬼と神主に扮し、地区内の家々を回りました。

 「怠け者はいないか!」「親の言うことを聞くか!」と大声を上げながら現れた鬼に、子ども達は泣きながら「言うことを聞きます!」と誓っていました。その後、神主役が神棚に向かい、家内安全と五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈り、鬼たちは退散します。
 この日、鬼や神主に扮した中学生や、泣き叫んだ子どもたちは、将来の輪島を担う大切な人たちです。昔から伝わる伝統の意味を理解し、次の世代に引き継いで行って欲しいと心から願いました。(T.S.)

*「アマメハギ」の本来の意味は、新年にあたって区民に幸せをもたらす来訪神(客人神)です。沖縄県から秋田県にわたって同様の行事が分布しており、秋田県の「ナマハゲ」は特に有名です。輪島市では門前町皆月の「アマメハギ」や、輪島崎町の「面様年頭」がよく知られています。

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