2015年2月25日水曜日

 輪島の曹洞宗(そうとうしゅう)の寺院では、お釈迦様の入滅日とされる215日にその遺徳を偲ぶため、涅槃(ねはん)団子をまく「犬の子まき」(地元では「いんのこまき」と呼ばれる。)が行われます。
 市内河井町の蓮江寺(れんこうじ)の「犬の子まき」に伺いました。
 本堂で法要が行われたあと、米の粉を練り上げた45センチの団子をまくのですが、それらは犬をはじめとする干支の形をしています。
 お釈迦様の入滅を嘆き、動物も悲しんだと言われることから干支の団子が作られているそうです。

 輪島では、この涅槃団子を持っていると無病息災や魔よけになると伝わっています。この日は日差しはあるものの寒風が強く吹いていましたが、寒さに耐えながら待っていた大勢の人々は「犬の子」を競うように取り合い、皆大事そうに持ち帰っていました。(T.S.)

*涅槃団子:米の粉を45センチの干支の形に練り上げた団子。
「犬の子まき」は、干支の中で犬が吉運にあたるので、犬の数が多くまかれることからそう呼ばれるそうです。

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